バイクと温泉

バイクと温泉好きのブログ。ストリートツインでいろんな温泉に行きます。

コバルトラインのおすすめスポット・ルート

牡鹿半島から太平洋

今回は宮城県牡鹿半島を縦断するコバルトラインにバイクで行ってきたときのレポをしてみます。かなり爽快な道なので東北に行く機会があればぜひオススメしたい道です。

コバルトラインとは

宮城県道220号牡鹿半島公園線 - Wikipedia

宮城県道220号線が通称コバルトラインと呼ばれています。 1996年に全線無料化されているため、料金はかかりません。 震災復興もすんでいて路面の状態もよく、全長およそ30kmの走りごたえのある道です。また海面からの標高も高く、海景も美しいですね。

コバルトラインのルート

入り口は国道398沿いです。この辺りは未だ復興工事中なので道がコロコロ変わるので入り口を見過ごすこともあります…。 比較的Rは緩やか、かつロングなカーブが多い道で走りごたえがとてもあります。路面の状態はとてもよく、片側一車線ずつあり幅も結構あるので安心してタイヤを使えます。関東ではなかなかここまでの道はないですね。峠というよりも、高山のワインディングロードに近い雰囲気です。(西伊豆スカイラインなどに近いかな?)

コバルトラインへの行き方

宮城県仙台市に向かう幹線道路は交通量も多く渋滞しがちなため三陸自動車道を通って近場まで抜けるのがオススメです。

コバルトラインのフォトスポット

大六天駐車場

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コバルトラインに入ってすぐの展望駐車場です。海を見下ろせる絶景です。 そこそこ広いのでマスツーの集合写真の撮影にも使えます。ただ、傾斜が付いているので取り回しには注意が必要です。

大六天駐車場から望む牡鹿諸島
大六天駐車場から望む牡鹿諸島

番所公園展望台

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コバルトラインの終端近くにある、公園と併設された展望台です。トイレもあります。こちらもそこそこ広く、傾斜もないため集合写真をとるのにオススメです。 金華山と海景を見下ろせます。

御番所公園展望台
番所公園展望台

三陸復興国立公園 駐車場

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コバルトライン終端近くにある駐車場です。ここはこじんまりとしていて穴場です。春には桜が咲きます。GWごろに訪れると最高ですね。

食事

コバルトライン近辺には食事どころがありません。牡鹿半島の南端にでるか、女川近辺で食べることをオススメします。

食堂きかく

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孤独のグルメで紹介された「鯖だしラーメン」が食べられるお店です。 コバルトラインの入り口から40分ほどでつきます。バイクは店の隣の砂利道にとめられます。

食堂きかくの鯖だしラーメンとミニカツ丼
食堂きかくの鯖だしラーメンとミニカツ丼

シーパルピア女川

ランチ | シーパルピア女川

女川駅前にできた復興通りです。モダンな建物がならぶ通りで潮風を受けながら心地よく散歩できます。食事処も多いので、迷ったらここにいくのがオススメです。バイクは女川駅にとめられます。

シーパルピア女川 海まで見渡せる
シーパルピア女川 海まで見渡せる

これまた孤独のグルメですが、ニューこのりの新店舗も近場にあります。

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三陸さんさん商店街

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復興市場の南三陸さんさん商店街もオススメです。旬のもので彩られる「きらきら丼」は見た目もキレイでとても美味しく仕上がっています。こちらはコバルトライン入り口から80分ほどかかります。海沿の国道398号(通称:リアスブルーライン)を通るルートがオススメです。

南三陸キラキラうに丼
三陸キラキラうに丼

コバルトラインの近くの温泉

女川温泉ゆぽっぽ

onagawa-yupoppo.com 女川温泉に併設の日帰り入浴施設です。ぼくが訪れた時は運悪く定休日だったので入れませんでした。。。 泉質はPH8.8のカルシウム・ナトリウム-塩化物泉・低張性アルカリ性低温泉だそうです。

温泉保養施設 : 道の駅「上品の郷」

温泉保養施設 : 道の駅「上品の郷」

北上川沿いの道の駅に併設の温浴施設です。 含鉄(Ⅱ)-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(高張性中性冷鉱泉)だそうで、なかなか珍しい泉質ですね。次は入ってみようと思います。

余談ですが、温泉には定義があって、「湧き出るときの温度」と「含まれる成分の質・量」のいずれかを満たすことで「温泉」ということができます。冷鉱泉というのは、温度は低いけど成分は満たしている、もので、加温して温浴できるようにしてあるものを言います。

三陸ホテル観洋

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ここは宿泊したことがあります。大海原を見渡す露天風呂はすばらしい景観です。日帰り入浴もやってるようなので、南三陸まで足を伸ばすならオススメですね。

南三陸ホテル観洋の客室から 見事なオーシャンビュー
三陸ホテル観洋の客室から 見事なオーシャンビュー

牡鹿コバルトラインを走ったあとは?

県道2号で女川まで出る

牡鹿半島の西海岸を走る海沿いのルートです。住民の生活道路として使われていて交通量もそこそこあり、バスなども通ります。あまりオススメしません。

県道41号で女川まで出る

牡鹿半島の東側を走るルートです。こちらは単線の区間も多く、ブラインドコーナーが続きます。果てしなく続くブラインドコーナーを己の腕とバイクで切り抜けていく道のりになります。そういう道が好きな人は十分楽しめます。路面は落下物(枝や葉など)が多いですが、アスファルトの状態は非常に良いです。

コバルトラインを折り返す

時間を短縮したい、快走したい人にオススメです。一度通った道を折り返すのは個人的な流儀に反するのですが、コバルトラインはこれが一番楽かつ楽しい方法かと思いました。

リアスブルーライン(国道398号)で北上する

コバルトラインを北上するとリアスブルーラインに合流します。リアスブルーラインはその名の通りリアス式海岸の上を通る道で、海岸沿いの標高高い山深い道を延々と走り抜けていくワインディングロードです。北上川の河口を渡り、南三陸まで至ります。北上川河口より北側はまだまだ復興途中となっていて、護岸工事なども行なっています。地元生まれの身としては、見ていってほしいものであります。災害の恐ろしさと、復興せんとする地元の活気を肌で感じてもらった上で、その地のものを楽しんで消費してほしい、というのが素直な気持ちですね。

西に抜けて松島方面に出る

コバルトラインを西に進み、石巻を抜けると奥の細道で有名な松島にたどり着きます。松島海岸駅近辺は渋滞します。松島湾の景観を楽しみたい場合は、このようなルートで迂回すると比較的マシかなと思います

おわりに

ということでコバルトラインの紹介でした。 コバルトラインは宮城屈指のワインディングロードなので、東北にいく場合はぜひオススメしたい道です。

ツーリングマップルR 東北

ツーリングマップルR 東北