青荷温泉にバイクで泊まってきた
青森県は黒石温泉郷の一つ、ランプの宿 青荷温泉にバイクで泊まってきました。 電波の届かない谷間の秘境の宿は、素晴らしい泉質と風情を感じるとても良いものでした。
それでは詳細のご紹介。
ランプの宿 青荷温泉とは
十和田湖の北西に位置する、山間と渓流の秘境の温泉宿。 電気・電波がこないため、夜間はオイルランプが灯る。 温泉は柔らかい泉質の弱アルカリ性単純泉で、入り心地も良し。
青荷温泉の外観・内観など
中庭には橋もあり。橋を渡った先に、風呂が二種類。混浴温泉もあります。
内観はこんな感じ。
客室。各部屋に一つオイルランプが設置されます。 オイルランプは熱いのと、油で破裂することもあるらしく、手で触るのはNG。
部屋の前に川が流れていて、夜は川のせせらぎと虫の鳴き声、オイルランプの灯りで過ごします。
日がとっぷり落ちるとこんな世界。
青荷温泉の食事について
夕食は川魚、山菜、煮付けなど、味付けも薄味でシンプルな田舎料理。 食事は食堂で他の宿泊客と一斉に食べるスタイル。
青荷温泉の泉質について
泉質は弱アルカリ性単純温泉らしい。少しとろみを感じるやわらかい温泉は、とても良い湯ごこちで、いつまでも入っていられる気になります。 冷水の蛇口があるので、冷水をかぶって風呂に入り、また冷水をかぶる、交互浴を楽しみました。
宿につくまでに250km近く走っていたのですが、 温泉で長距離ツーリングの疲れがしっかりとれました。
個人的にもすごく好みの泉質で、関東近辺でも同じような温泉を探しているのですが、なかなか見つかりません…。とても素晴らしかった。
アクセス
国道102号から分かれたあとの道は、見通しが悪いワインディングが続きます。 路面の状態は悪くないですが、落石には注意が必要。 ガードレールがぼこぼこに曲がっていたり、ミラーが壊れていたりして、 ゴーストタウンを走ってる雰囲気があります。 また、道脇には謎の看板もおいてあるので、走るときには安全運転で見てみてくださいw
青荷温泉に向かう途中、一部の区間が未舗装路(砂利道)になります。
車幅は1.5台分ぐらい、傾斜が結構あり、バイクで走るのはかなり気を使います。 対向車はほとんどないですが、朝は従業員用のワゴンが下ってくるため、 早出する人は入れ違いを避けたほうが良いです。 ぼくは怖かったので、宿の人にワゴンの時間を聞いて避けて帰りました。
青荷温泉の駐車場
未舗装炉を抜けると少しひらけた場所に駐車場があります。 ここも砂利なので、スタンドのサポーターなど持っていたほうが便利です。 駐車場からも坂道を歩くので、荷物の運搬は大変です。
近場のスポット、ツーリングルートについて
青荷温泉のついでに回ったスポットを紹介。いろいろと楽しめます。
津軽岩木スカイライン
青森を代表する超絶ワイディング急勾配ロード。 なんと9.8km 69カーブらしい。 津軽岩木スカイライン 料金は往復1,000円。有料道路としては非常に路面が悪いので、あまり気持ちよくは走れない。 箱根近辺で表現すると、湯河原パークウェイに落石が頻繁にあるイメージ。 登り切るとロープウェイがあり、津軽湾を一望できる絶景。
こんな感じで津軽湾を一望できる。素晴らしい景観。
雲海とストリートツイン。こんな絶景がとれちゃいます。
国道102号
黒石市から十和田湖に抜ける国道。一言で言うとザ・アドベンチャーな国道。 道こそ細いものの、路面状態はよく、森林を気持ちよく駆け抜ける。 適度なワインディング、アップダウンもあり、しかも道筋も不規則なため 集中して走りが楽しめます。交通量も少なく、快走路。
この日は少し雨が降っていたので、霧を出たり入ったり。
奥入瀬渓谷
十和田湖近辺にある渓流。車道の非常に近いところを渓流が流れていて、 川と並走するような感覚です。渓流の横には遊歩道もあって、 散歩を楽しむお客さんがたくさんいました。
素晴らしい写真です(うっとり
おわりに
ということで、ランプの宿 青荷温泉、堪能しました。 宿も素晴らしいし、スポットもバイク乗りには楽しいところが多いので、 ぜひまた行きたいな〜。